キイロの世界002『とある日のキイロい幸せ』
こんにちは！
合同会社ｋｉｉｒｏのサノです。
今日は少しほのぼのしたお話です。
先日、地域の方との関わりの中で嬉しいことがあったのでみなさまにも共有します。
私たちは、夫の地元である静岡県静岡市の由比という地域を拠点にチュリッツ®︎を製造しています。
由比は山と海に囲まれた地域で、江戸時代には、東海道の16番目の宿場町「由比宿」として利用されてきたという歴史があります。
私たちの工場は、そんな由比という地域で夫の実家の一部を改装する形で建設しました。
そのため、工場の周りには、昔からよく知る地域の方々がたくさんいらっしゃって、いつも私たちｋｉｉｒｏのことを温かく見守り、応援して下さっています。
町で出会った時には、「今日もいい匂いがするね〜」「たくさん売れるといいね〜」と声をかけていただくほどです。
そんな地域の方々の中に、いつも畑で採れたお野菜や果物・育てているお花を持ってきてくださる男性がいらっしゃいます。
その男性が、とある暑い夏の日の朝、「今ちょっと時間ある？」と私に声をかけて下さり、
いつもの畑へついていくと、きれいなお花がたくさん咲いていました。
「この花、キバナコスモスっていうんだよ。」とその男性。
「コスモスって秋のイメージがありました。夏なのに、たくさん咲いてますね」と私が答えると、
「そうそう、このキバナコスモスは夏の暑さにも強くてしっかり咲くんだよ。実は、あなたたちの会社が”キイロ”という名前だと聞いて、同じ黄色いお花を植えておいたんだ。欲しかったらいつでも持って帰っていいからね。」
と教えてくれました。
私は、その言葉がとっても嬉しく、鮮やかなキイロい花びらが一層キラキラして見えました。
キバナコスモスの花言葉は、「野生的な美しさ」だそうです。
夏の暑さにも負けず、たくさん根を張って強く咲いているキバナコスモスのように、
私たちもこの暑い夏を乗り越え、また今日も頑張ろう！と思えるようなエピソードでした。
それでは、今日も良い1日を！
